特定非営利活動法人 SONAE-NET では 防災・防犯を通じた地域のコミュニティーづくりの活動を行います
阪神・淡路大震災から10年が経ち、その震災をきっかけとした防災への関心が深まってまいりました。
その後、新潟中越地震や北陸での豪雪など、全国の各地で様々な災害が発生し、海外においても、インド洋での大津波やアメリカでの台風による大災害などが、ニュースとして全世界を飛び交いました。

それら災害から、大切な人命や財産を守るために、官民一体となった取り組みが各方面でなされてきています。特に、南海地震や東海地震などの大規模災害からいかに身を守るか。国や自治体を中心とした取り組みは大切ですが、何より『自分の身は自分で守る、地域で守る』という自助・共助への取り組みが大切と考えます。
阪神・淡路大震災でも、倒壊した家屋などからの救出は、地域の人々の手によるものが9割以上とのデーターがあります。いざという時に役立つのは、消防や自衛隊などの公的な活動より、隣近所の住民同士の助け合いが何より大切ということなのです。
また、災害以外にも特に児童や高齢者などのいわゆる弱者を狙った犯罪が多発しています。殺人や誘拐をはじめ、高価な品を売りつけたり振り込めサギの横行など、平和な生活を脅かす犯罪も全国のいたるところで発生しています。
それらの犯罪から身を守るためにも、地域での活動が一番有効だと思います。
『防災』を考え、地域に根付いた取り組みとして定着させ、様々な世代へと浸透させていくには『防犯』という取り組みも不可欠であると考えます。
地域全体で、地域の特性に合った活動を地域の住民とともに考える形にしていく。地域のコミュニティーづくりこそが、安全で安心して暮らせるまちづくりのために必要なのです。
少子高齢化のすすむ現在、薄れていくコミュニティーを再び築き上げるために、私どもSONAE−NETは特定非営利活動法人として再出発することとなりました。
会員の皆様をはじめ、地域にお住まいの方々の今以上のご理解・ご協力を頂き、活動をより充実させてまいりたいと存じます。
2006年4月 特定非営利活動法人 SONAE-NET 理事長 川見 義則
ソフト面を重視し、地域に密着した継続性のある防災・防犯活動を行います。
@地域住民に対する防災・防犯の啓蒙、指導に関する事業
A地域住民に対する防災・防犯情報の作成と提供に関する事業
Bコミュニティーやまちづくりの推進を図る情報配信事業
C防災・防犯に関する情報・資料の収集および提供事業
D防災・防犯に関する技術情報の交流事業
Eその他特定非営利活動法人SONAE-NETの目的を達成するのに必要な事業
最新のハードと災害に強いソフトの両面を、地域に合った形で提供いたします。
@防災・防犯用品の販売事業
A耐震施工の仲介事業
Bブロードバンド放送事業
C災害備蓄物資の備蓄システムの構築及び運営事業
D災害復旧のための物資の提供、輸送に関する事業
Eイベント、物販事業
Fコミュニティーやまちづくりに向けての人材の育成事業
阪神・淡路大震災をきっかけに、市民活動や民間非営利組織(NPO)などへの社会の関心が高まり、これを契機として特定非営利活動促進法(NPO法)ができるなど、市民活動をとりまく状況は変化してまいりました。

特に近年、地震や台風などの予期せぬ災害に各地が見舞われ、また、子供や高齢者などの社会的弱者への犯罪が多発し、私たちの日常生活における災害や犯罪への日常的な備えが必要となってきています。また、近い将来起こるであろう東南海・南海地震などの大規模災害への対策は、地域住民を中心に考えていかなければいけないと思います。

政府や市町村などの自治体は、莫大な財政赤字を抱え、また、三位一体改革による地方自治財政が混沌としてゆく中で、今後益々自主防災組織や自治会などの市民活動やNPOへの期待が高まってゆくものと思われます。特に、自主防災組織、自治会などを中心とした災害や犯罪などへの備えは、地域住民の安全で安心な暮らしを支える大切な基盤となり、住民間のコミュニティーや組織間の相互連絡や活動が必要と思われます。

しかし、少子高齢化が進み、地域が沈み込んでいく中での地域活動は、なかなか思うように発展せず、その組織率は上がらず、活動は低く留まっているのが現状です。

そこで、私たちSONAE−NETでは地域住民の防災・防犯活動を支え、ハード、ソフトの両面においての地域全体のコミュニティーを発展させ、災害や犯罪に強い地域をつくり、地域社会の公益に寄与したいと考え、特定非営利活動法人SONAE−NETの設立を企図しました。
        
SONAE―NETは、香川県を中心に市民団体として1999年より月に一度のペースで地図などの情報とその伝達を中心に研究会を行って来ました。

2002年より、実質的な活動を進めており、香川県高松市、高瀬町、山本町などで防災・防犯MAPの作成やコミュニティーづくりを行ってまいりました。

香川県琴平町では、地域活動ちょっとこばネットを琴平町社会福祉協議会と企画、共同運営し、琴平町の防災・防犯MAPの作成や緊急告知システムの管理・運営を通じて、住民の防災・防犯への意識づくりを高めてまいりました。

私たちは、楽しみながら地域住民の方々に対して、災害危機管理の概念を普及し、緊急時において迅速に行動できるように身近な危険からチェックをして行くことで危機管理の認識を高め、地域社会における災害対策の充実を図り、地域の安全に寄与することを目的とします。

また、2004年の台風18号での高松市における高潮災害において、私たちのコミュニティーのシステムが実際の減災に役立ち、また、内閣府の日本改革前線マップにも私たちの活動が紹介されたこともあり、その取り組みを基に、香川県や高知県の自治体や自治会、自主防災組織などよりの相談も増えてまいりました。

本法人の発起者である時光肇、庵谷文博を中心として、この活動の社会的意義と必要性を考慮し、その広範囲への発展と浸透、そして永続性を図る目的で、この度の設立に至ることとなりました。