8月5日

参加者からの感想
 

 

【リーダー】

地域における問題をみんなと一緒に考えることは良かった。
大橋地区は、街灯もあり、これは、なんとかしなければいけないというものも今回は見つかりません
でしたので、安心できることがわかりました。

同じ地域の中の子ども達なのになかなか面識がなかったのですが、今回、このような企画をして頂き
まして話合う機会ができたことは良かったと思っております。他に気がついた点と致しましては、新しく
できた道路の交通量が増えており「これはキケンだな」と感じましたので、何か対策を考えて頂きたいと
思っております。

普段通っているところですが、なにげなく通っていることが改めてわかりました。たとえば、屋根、
ブロックなど意識して見てみると地震の時にはキケンではないかというところが数箇所見つかりました。
また、消火栓の位置もあやふやなところがあったのですが、皆さんと歩き明確になりました。
また、子ども達の立場を考えてみると交通事故には注意があったが、不審者などを考えてみると道が狭く
(見通しが悪く)街灯がなかったりするところが見つかりました。私の地域では、子どもが減少しており
(保護者が少ない)地域で見守らなければいけないということも改めて感じました。
こういう機会を与えて頂きましてありがとうございました。

子ども達が毎日使う通学路に水路がります。ここは、毎年6月のまんのう池のゆる抜き時には、この
水路の流れがとても速く流れております。注意を怠ると危険ですので十分に気をつけるように。
それと集中豪雨の時に水かさが増して氾濫して来ます。今までに2回経験しました。その危険個所を
皆さんと確認したい(伝えたい)です。
消火栓の位置など実際にはここにあったんかと確認できて有意義だったと思います。また、新興住宅が
出来まして街灯をつけて欲しいという要望が地域の中で起きていますが、この件は行政の人と相談して
進めたいと思っております。また、地震の際の対応を家族会議して欲しいと思います。

3世代がそろって参加するのは初めてのことだと思います。
とてもいい機会だと思います。大変、暑い中皆さんに参加して頂きありがとうございます。また、このような
機会があります時には是非、参加して欲しいと思います。
また、防災での危機管理は、水防、地震、火災と様々な種類があります。今、一番気をつけなければ
いけないのは交通事故であります。交差点やカーブでは、飛び出さない。必ず立ち止まって安全確認を
して渡ってください。昔は、信号が青になれば渡れした。しかし、今は青にあれば安全確認してから
渡ってください。

私は、消防団にも所属しておりますが、災害時には要望がたくさんあります。
一斉に来ますから手が回らないことが多々あります。台風の場合は、土のうを200〜250個用意して
おりますので、ご近所の方で協力して取りに来ていただけたらと思います。
四条の場合には消防団員が23名しかおりません。平成16年の台風23号のような時には一斉に10箇所
ぐらいの要請があります。この場合、危険度の高いところから優先で行きますので、行けるか行けないか
わからないところがありますので、ご協力の程をよろしくお願いします。

【こども】

消火栓とかけこみ110がいっぱいありました。
かけこみ110の家があると追い詰められても安心できます。いっぱいあるともっと安心できます。

いつも通学していたところにかけこみ110があることに気が付かなかったけど、今日たくさんあった
ことがわかりました。もし不審者が現れたらかけこみ110でない家にも入りたいと思います。

かけこみ110が思ったより多くてビックリしました。また、ヒビの入ったブロックや見通しの悪い十字路が
ありました。普段なにげなく歩いているところも災害時には危ないところだと改めてわかりました。
危険な個所は早急に直して欲しいと思いました。

危険なところが一杯あるとは、思いませんでした。カーブや交差点が危ないので気をつけて通ろうと思います。

とても身近なところに危険に役立つものが沢山ありました。今まで遊んでいたところが気をつける場所
だったので気をつけたいです。また、火事の時にしっかり消火できるように消火栓が沢山あったので
少しは安心できました。僕の知らないところに防災倉庫があるのを知りました。
今日の体験は、今後の生活に役立つと思いました。


【保護者】

いつも安心して送り出していた通学路ですが、ゆっくり歩いて確認してみるとそこそこに危険個所もありました。
消火栓などは、そのようなものがあるのかと初めて知りました。私自身は、危機管理の意識があまりないので、
今回の体験から改めて危機管理をしなければいけないと感じました。今までは、学校関係者中心とか保護者
中心なんですが、地域のみなさんと一緒に歩くことはなく、皆さんに協力頂いたことを大変感謝しております。

いつも自動車で子どもと通っており、子どもと一緒に歩くことがほとんどありませんでした。また、地域の人と
一緒に確認していると気が付かないところに危険個所があることがわかりました。ありがとうございました。


震災や水害が起きると危険だという個所がわかりました。子ども達が使っている通学路が地震の時には
危ない(避難路にならない)ことがわかりました。地域の人と一緒に歩いて水路が氾濫する場所も改めて
確認できました。今まで、地震の際の避難路ここだと思っていたのですが、現時は通れないということが
わかりました。事前に避難路をもっと考えるべきだと思いました。とても有意義な一日でした。

今まで防災訓練とか防災マップを作ろうとかに興味がありませんでした。しかし、実際に巡回してみてると
消火栓がこんなところにあるのかとかコンクリートの壁が地震の時にはそんなに危ないのかと実感することが
できました。とてもいい一日でした。

保護者の立場からすると小学生の低学年は、理解できるのか心配だったのですが消防団の方が消火栓の
フタを開けてみて実際の使い方を説明して頂けたのでとてもいい経験ではなかったかと思っております。
今回の防災防犯マップづくりは、危機管理の第一歩として良かったと思いますが子ども達の通学路以外での
ケース、高齢者の散歩なども考慮に入れたマップづくりも良いのではないか?と思いました。

【学校】

様々な団体の方と地域を一緒に見ることができてありがとうございます。防犯の面でとても助かりました。
また、防災の面でも地域の意識が高まったことは子どもの方にも伝わったと思います。このようにいろんな
世代の方が集まることはありませんでした。地域の力というものを凄く感じました。
マップづくりだけではなく、その他のことにも地域の皆さんの力がお借り出来るとうれしなと思いました。
また、災害の場合、子供が学校いる場合の対応。子供がいない場合の対応をどのようにするのか?様々な
ケースを行政と連携して対応を進めて行かなければいけないことを強く感じました。

【社協】

地域のことを知っているのは地域なんだなということと皆と一緒にするという体験活動の大切さを学びました。
また、常識的に知るという(机上理論)ではなく実際に歩いて危険個所の対応を考えることが次のステップに
なるんだなと思います。自分たちで解決できること、皆で話し合って解決できること、専門家の力を借りなければ
いけないこと、役場の力を借りなければいけないなどいろんな解決仕方があります。
私は、みなさんと一緒に考えて行きたいと思います。
また、備えあれば憂いなしという言葉がありますが、防災倉庫など資機材の備えもありますが、このような(皆が
集まる)活動、日頃の精神的な結び付きも一つの備えかなと思います。
社会福祉協議会は、高齢者や体の弱い方が災害にあった場合にどのようにすればいいのかを日々考えており
ます。このような場合には、地域の皆さんの力が必要です。少しでも被害に遭わないようにできたらと目指し
たいし、安心できる社会を目指したいと考えております。民生委員、自治会、PTA,消防団、NPOの方々と
知り合えたのは、社協の大きな財産になったと思います。今後ともよろしくお願いします。


【質問】
要救護者の救助について今後どのような展開を考えていますか?

【NPO備えネットの答え】
個人情報保護法の問題があり、全国的に要救護者のリストなどを作ることが困難な時代となっています。
その解決策へと導くために本日のような各種団体の方々と共同作業(マップづくり)をしながら話し合える場を
設けました。本日の作業は、問題解決の第一ステップです。要救護者への課題が明確に出来てましたから、
今後解決できるよう導きたいと考えております。その第2ステップが2週間後の防災訓練です。
ここで、要救護者を救助に行くアクションを取り入れておりますのでどれだけ大変なのか?何がいるのか?
を体験できると思います。救出には、一人に対して何人いるのか?を具体的に考えていけると思っています。

次に連絡網が重要となるのですが、やはり地域の繋がりがあってできることですから今回のような場を継続
することが重要です。


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平成19年度 まんのう町NPO提案型協働事業委託事業

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